2011年6月9日木曜日

スタッフの近況

今月25日に福島で開催のデイリリー・アート・サーカス2011を控え、スタッフ一同いよいよ忙しくなってきました。

出展作家・作品のキャプション、会場案内のボードはメディア関係担当者を中心に制作に当たっています。作品を楽しく、より良く鑑賞していただけるようサーカスのピエロや動物たちのシルエットをかたどったボードを考案中です。
各作家さんの簡単なコメントや作品の見方などを設置しますので、子どもから大人までどなたでも作品の世界へ入ってゆけるかと思います。当日はぜひお越しいただければ幸いです。


ところで、サーカスの楽しい雰囲気を形にしていくヒントにするため"そもそもサーカスとは何か"というのを調べていたところ、「ピエロ」と「クラウン」は少し別物だという事がわかりました。

「ピエロ」はイタリアの喜劇コメディの登場人物「ぺドリピーノ」が変化した言葉です。慌て者でおっちょこちょいな役回りで人々を笑わせてきたようです。
「クラウン(clown)」は英語で道化師を表す総称です。サーカスでアクロバティックな動きをしている人々は、本来はピエロではなくクラウンとよぶべきなのでしょう。


「サーカス」の起源は古代エジプトに始まります。楽しんだり、心をどきどきわくわくさせる事は人間にとって欠かせない根本的なものであるからこそ、今日も「サーカス」は世界中の人々から支持され続けているのだと思います。
デイリリー・アート・サーカス2011も、全国の皆様に楽しんでいただけるよう今後ますます頑張っていくつもりです。どうぞよろしくお願いします。


written by 西若千穂(Nishiwaka Chiho)

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