2011年6月27日月曜日

今回の訪問を今後のばねに

昨日は相馬市でのデイリリーアートサーカス2011を無事に終える事ができました。

現地へ向かうトラックを見送った後、東京で待機するメンバーとして不安や感慨や責任など色々な感情が頭を過ぎりましたが、デイリリーアートサーカスが現地の子どもたちに受け入れられ、喜んでもらえたという報告を受け大変嬉しく思います。
今回の訪問で具体的な改善点、準備した方が良いものを色々と見出す事ができたので、これをばねに8月の出発に向けてもうひと踏ん張りしていきます。次回のデイリリー会議にて福島で撮影した映像を見る事ができるので、それを楽しみにすると同時にしっかりと検証していくつもりです。


デイリリーアートサーカス2011の準備として必要な物をスタッフ全員で作っている時は、普段自分が使っている専攻の教室だけではなく大学内の色々な学科の施設を垣間見る事ができるのが、個人的に密かな楽しみになっています。キャプション制作においても、"こんな所にこんな立派な切断機が…!"と情報デザイン学科の設備に感動してしまいました。もっと早くにこの機械の存在を知っていれば普段の制作ももっと良くなったかもしれないのに…と、妄想してみたり。
デイリリーTシャツにしても、コスト削減のためスタッフが1枚1枚愛情と汗を込めて版画科の設備を使用させてもらいながら制作していますが、印刷会社に頼むのと変わらぬクオリティーのものが仕上がっています。自分のいる場所は美大なのだと改めて自覚すると同時に、デイリリーTシャツの売り上げが伸びる事を切に願うばかりです。Tシャツのオレンジがハッピーな色なので、昼間だけでなく、私は夜寝る時にこれを着て良い夢を見るよう心がけています。皆さんも是非お試しください。


written by 西若千穂(Nishiwaka Chiho)

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