2011年6月28日火曜日

相馬市訪問2

今日は、相馬市での展示のレポート第2弾です。


当日はあいにくの雨。果たしてお客さんが来てくれるのか不安をおぼえつつ、10時頃会場に到着。


『スポーツアリーナそうま』


12時からの展示に間に合うよう急いで準備を進めます。今回は福島県立美術館のスタッフの方にサポートしていただきました。

バボットを配置し、平面作品やワークショップの準備をして…いよいよデイリリー・アート・サーカスの開幕です!



バボット達。中でも大きな『ガリバ』は、天井に頭がつきそう!


展示開始と同時にたくさんの方が来てくださいました。親子連れを中心に、高校生から年配の方まで。

巨大なバボットを膨らませると、皆さんから「お〜〜」という声が上がりました。



ワークショップの様子
スタッフお手製のキャプションボードも

当日は4種類のワークショップを行いました。子ども達はこちらの想像とはまた違った反応を返してくれるので楽しいです。よく被災地を訪問した著名人から「被災地の人に逆に元気をもらった」という言葉を聞きますが、本当にそう感じました。



はしゃいで駆け回る子ども達

来場者の方の一人が『こんな広い空間で走り回る機会がないから…』とおっしゃっていたのが印象的でした。学校のグラウンドが使えない状況であったり、原発の影響で外での活動に制限があるのだそうです。それでも子ども達は元気です!



そんなわけで、第一回デイリリー・アート・サーカスを無事開催することができました。協力して下さった皆さん、当日来て下さった皆さんありがとうございました。

展示に関しては、これからの課題も見えてきました。8月に福島に帰ってくるときには、よりバージョンアップしたものをお届けできるようこれから準備にかかります!

written by 地主林太郎(Jinushi Rintaro)

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